◆ポリエステル「繊維系」
ここ近年注目を集めている断熱材です。
アンダーウェア(ユニクロさんのヒートテック)や洋服などで、活用されている高性能ポリエステルを使用した断熱材です。
普段から身に着けている洋服と同じ素材なので、安心・安全ということでここ数年は採用例が多くなっております。
また、ポリエステルが高性能化したことで、特にアンダーウェアで注目を浴びていますが、断熱材としても同じく、壁内結露や家の中の湿度の調整など、湿気対策は万全です。
特徴は、羊毛断熱材に似ておりますが、羊毛断熱材より安く工事することが可能です。
◆硬質ウレタンフォーム「発砲プラスチック系」
建築現場で特殊な機械を使用し、外壁と内壁の間にムラなく施工する技術が発達してきたため、特殊な形状の建物でも使用しやすい製品が増えてきました。
プラスチック内部に熱を伝えにくいガスを泡状に抱き込ませることで、外気温の影響を室内に与えないという特徴があります。
比較的高価な部類にはいりますが、透湿への抵抗力や耐久性に優れるとされているので、長期的に見た時に安心な断熱材と言われています。
現場にて吹き付けるタイプとボード状になっている製品があり、ボード状の製品は比較的歴史のある断熱材です。